ポイントサイトというジャンル

アフィリエイトサイトの中でも大規模なサイトが多いもののひとつに、「ポイントサイト」というものがあります。「ポイントサイト」とは、そのサイトの「利用者」に対して文字通り「ポイント」を還元するようなサイトのことを指します。

それらのサイトはサイト独自に「会員」を要しています。会員がなぜ集まるのかというと、「ポイント」がもらえるからであり、それらのポイントを実際に換金できたり、なんらかのサービスと交換できたりするのです。不景気が続く昨今です。それらのサイトを利用するだけでなんらかのポイントや特典がもらえるとなれば、利用しない手はないと考えるのも無理はありません。

それらのサイトの中で、会員がどのようにして「ポイント」を得るのかというと、登録したサイト内で課せられた「ミッション」のようなものを遂行するというものがほとんどです。それらのミッションはシンプルなものです。「提示されているサービスの資料を請求する」であったりとか、「提示されたサイトから何か商品を購入する」ということだったりします。

そうです。実はそれらのサイトの会員に課せられているミッション自体が「アフィリエイトのプロモーション案件」そのものなのです。ポイントサイトを運営している人はアフィリエイターそのものです。そのアフィリエイターは、アフィリエイトで得られる報酬の一部を「ポイント」として会員に還元するという形で運営しているのです。この「ポイントサイト」は、アフィリエイトサービスプロバイダーの中でも「ポイントサイト」という位置づけで認識されていて、認められている方法です。

アフィエイターはその商材をプロモーションするわけではなく、会員に利益を還元するためにそこに案件を提示するだけでいいため、非常に合理的にプロモーション締結が可能で、かつ大量の案件を取り扱うことができるのです。ブログなどでひとつひとつプロモーションするわけではなく、リスト形式で「何ポイント」と設定して提示することで、もともと抱えている会員に対して案件を紹介することができます。

物販であれば、ポイントサイトであろうが何であろうが変わりません。実際に購入してくれるのであればいいのです。ですが、問題は「資料請求」などの「会員が無料で遂行可能な案件」です。これはやろうと思えばその会員はいくらでも資料請求が可能です。要するにアフィリエイターが不正を行うのではなく、アフィリエイターが相手をしている会員が、不正を行うということです。ですから、プロモーションの案件によってはこの「ポイントサイト」を未然に禁止する場合もあります。それによって不正オーダーの大量発生を防ぐのです。

物販でもその不正オーダーは起こりえます。実在しない住所に代金引換でオーダーを繰り返したりすれば、見た目上は「オーダー」です。実際に、物販サイトもそのような被害を受けることがあります。そのような場合は、そのサイトとの締結を解除しなければいけません。

エンドユーザーに対して圧倒的な影響力を持つポイントサイトですが、その反動も大きなもので、舵取りを誤れば一気に「不正の温床」と化してしまうため、注意は必要なのです。