広告主との関係を考えること

アフィリエイトの仕組みとして、まず「広告主」がいて、「アフィリエイトサービスプロバイダー」がいて、そのサービスの管理画面を通じてアフィリエイターはプロモーション案件の存在を知ります。

広告主とアフィリエイターの関係は不思議なバランスを持っていて、広告主からは「より消費者に近いメディア」として捉えられています。もちろん、アフィリエイターは数多くいますから、広告主の企業とアフィリエイターが直に触れ合ったり、商談したりする機会は少ないでしょう。

広告主はもともと決めた報酬でアフィリエイトプロモーションを展開しますので、あとは「件数」が獲得できることが大前提になります。固定費をペイできるだけの売り上げが立てば、あとは純粋に件数を多く稼いでもらうことでそのまま「利潤」につながるからです。アフィリエイトのプロモーションにおいては広告主が「偉い」というわけでもありません。むしろ同じようなカテゴリで実績を残しているメディア、つまりアフィリエイターに対しては、広告主は少しフィーをあげてでも提携したいと思うものですし、今提携している媒体にもっと獲得してほしいとも思っています。もともと報酬と売り上げのバランスは「ルール」として決めているので、数多く存在するアフィリエイターに対して、数多くあるプロモーションの中から選んでほしいとも思っているわけです。

ですから、一方的に広告主が「偉い」ということにはなりませんし、むしろアフィリエイトというメディアを回しているのはアフィリエイターそのものなのです。アフィリエイトサービスプロバイダーを通じた関係であり、ルールに縛られた関係であり、アフィリエイターとして気に入らなければ別に提携しなくてもいいわけです。そして広告主からみれば「気に入らない成果」であるところは提携を解除してもいいわけです。ただ、提携を解除する理由になるのは、「不正」を行ったときくらいで、別に毎月0件であっても、1件しかとれなくても、とりあえず提携してくれているのだからいいだろうということになります。

そこがアフィリエイトのすごいところで何千という提携媒体を確保できても、実際に成果をあげられる媒体は限られています。そして、その限られた媒体が月次で入れ替わったりするものなのです。ですから広告主からしてみれば「とりあえず置いておこう」になるのです。いつか成果をあげてくれるかもしれませんし、言ってみれば「3ヶ月に一件」というサイトが1万サイト提携してくれれば、3ヶ月で1万件の成果が担保できるのです。

逆にアフィリエイターとしても「売れる」商材を取り扱いたいものなのですから、こちらが提携する広告主を選ぶわけです。自分に向いている案件、全然興味のない案件、さまざまだと思うのですが、それらは自分の意志で選ぶことができます。実績のあるアフィリエイターなどは広告主から特別にオファーがきたりもします。

アフィリエイターと広告主は「プロモーション案件」を通じた関係であり、直接触れ合うことはない、「ルールで決められたパートナー」であるのです。それをより強固にするのは「成果」です。成果が担保できれば、ずっと良好な関係を保てるのです。