根底にあるはずのジャーナリズム

情報を取り扱う以上、そこに必要なものは「ジャーナリズム」です。インターネット上では素人もプロも関係ありません。情報を発信する以上は、そこに「責任」が必要なのです。

現在では、インターネットは誰もが参照できる便利なインフラである同時に、誰もが情報を発信できるものになりました。かつては特殊なWeb構築技術を持った人の独壇場であったインターネットはブログの登場を皮切りに「誰でも何かを発信できる空間」へと進化したのです。インターネットに収められている情報は今では膨大なものになり、そのすべてを参照することは一生かかっても無理なのではないでしょうか。

アフィリエイトである以上、誰かにその情報を見てもらうということが大前提になるはずです。「誰かに見てもらう」ということは、誰かに影響を及ぼすということです。ましてや自分が掲載した情報でアクションを起こしてもらおうというのですから、それは大変なことなのです。自分の情報で誰かが何かをする、お金を支払う、何かを得るということがどれだけのことか、想像してみてください。もちろん、アフィリエイト目的のブログやWebサイトは「新聞」ではありません。アフィリエイター本人の意志によって更新されたり、放置されたりするものです。

アフィリエイトは自分の責任ですから、ずっと続けなければいけないものではありません。毎日続けなければいけないものでもありません。ですが、「書いたこと」はずっとインターネット上に残り、誰かが参照するのです。無責任に書いたものでも真剣に書いたものでも、それに気がつけないユーザーにとっては、同じ価値を持つのです。それらの情報はずっと検索エンジンにインデックスされ、クリティカルなキーワードで検索されれば表示されます。

アフィリエイターにとって必要なことは、「モラル」です。もちろん、アフィリエイトのプロもー活動の原動力は「金銭」です。「報酬」です。報酬を得るためには所定のアクションを閲覧した人にとってもらう必要があるのです。ですからそのように誘導する文章になるのは仕方のないことです。ですがそれが「虚偽」であった場合、ユーザーは「騙された」と感じてしまうのです。インターネットは無記名で情報を投稿できる空間でもあります。無記名であるということは「無責任でもいられる」わけです。ですが、それがインターネットを「有害」なものにしてしまっている側面もあります。「子どもには見せたくない」ということや「フィッシング詐欺」を受けてしまうサイトなど、インターネット上にはさまざまな脅威があるのです。

そのような脅威になってしまわないように、自分の情報に責任を持つことが、それぞれの情報発信者には必要なのです。それができないようであれば、アフィリエイトに関わるべきではありません。「情報」で人を動かすのであれば、その情報は「誠実」である必要があるのです。誠実であればあるほど、インターネットはより良いものになります。だれにとっても本当の意味で便利なものになるのです。「報酬を得るためのモラル」というものが必要です。誰もがモラルを失ってしまったら、インターネットはきっとつまらないものになってしまうでしょう。